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ソフィアキッズブログ 教室の様子: 2020年1月

小川先生ブログ③

教室での自習時間の時間に学校の宿題をランドセルから出して机上に置き問題を解き始めた子がいた。学校の宿題故すらすらと答えを導き出してくれるのかなと期待しながら見ていると、鉛筆が止まったままの状態。
□の数を求める問題であった。□+15=20、□−73=81や( )を含めた問題が10問くらいあった。
どの様に求めたら良いのか考え方が見つからない様である。
 
内容から見るとこの単元の総復習であろう。
この子のイメージを膨らませる為に、お皿とリンゴの絵を描き・お話を考えさせた。
「このお皿に何個リンゴがあるかな?」「2つのお皿に乗っているリンゴが一つの箱に入れられたね。全部で幾つになっているかな?」「そうだね。お話を作ってみようか。」
「お皿の上に3個のリンゴが乗っています。もう一つのお皿にはいくつかリンゴが乗っていました。2つのお皿のリンゴを合わせると5個になりました。もう一つのお皿にはいくつのリンゴが乗っていましたか?」と私と2人でお話を考えながら答えを求めていきました。
そして、この絵をもとに□を使った式で表し答えを導き出す考え方を定着させていきました。
 
高学年になると、分数・小数・()・{}等が入った四則演算の難しい問題を学習する様になっていきますね。
基本をしっかり身につける事が重要です。お子さんの不得手としている点があったら基本に戻り、繰り返しの学習を大切にしていきましょう。
 
イメージを膨らませながら学ぶ喜びを与えながら!


小川先生ブログ②

師岡教室の様子を見ることも出来ました。
その日は師岡教室に学ぶ子の人数が少なかったせいか、どの子も無駄話をする事なく与えられた課題(学校の宿題や家庭の方針でドリルを用意している子も中にはいた)を進んで行う姿を見る事が出来ました。

その中の1年生の子が思考力を伸ばす問題を真剣に考えていた。問題の意味は理解しているものの、どこから答えを導き出したら良いか悩みながら格闘している。どのタイミングでどの様なヒントを与えてあげるのが良いのか指導者側の腕の見せ所!

「気付き」から問題を自ら「解法する力」
を育てられる様に声掛けをしていかなければなりません。答えを教えてしまったり、いきなりこう考えるんだよ!と言ってしまったら子どもの考える力は育ちませんね。

子どもの気持ちに寄り添い、自力で答えを導き出すんだよ❗️と言う温かい気持ちで見守ってあげながら、何気なく並び方に注目させたり、助言していかなければなりません。

暫くして答えを導き出す事が出来たその子は、満足げな顔で目を合わせてくれました。

この瞬間が嬉しくて、子どもとの関われる時間を大切にしている。

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