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小川先生ブログ53(1月10日)

小川先生ブログ53(1月10日)

新年が始まり、久しぶりに子ども等の顔を見てホッとした気持ちになりました。子ども等と一緒に生活する空間から元気をもらい活力が湧いて来ます。子ども等との関わりを大切にしていきたいです。

今回の緊急事態宣言の発令では、学びの場は確保されて行く方向で対応するとのこと嬉しく思います。学年末の節目の時を迎えようとしている今、楽しみにしていた遠足や文化祭などは中止・リモートと活動の制限が加わってしまいます。

多くを体験して健やかに成長する子ども等の経験値を少しでも確保していける様に学校関係者は頭を捻ってくれる事を願います。

大学生はリモート学習による弊害から、夢を絶っていく子もいると耳にします。寂しい現実ですが、今までの努力・供えている能力を充分に発揮できるよう歩みを留めないでほしいと願うばかりです。

中学校受験生・親御さんのお気持ちも複雑なことと思います。東京・神奈川県の私立中学校入学考査は2月1日から始まりますが、前哨戦として千葉県・埼玉県を始めとする近県の中学校入試並びに奈良県・九州・北海道の入学考査も始まります。 
正しい情報を元に受験体制をしっかりとってほしいと願います。
私の本音としてはお試し試験は避けて欲しいです。
毎年思うことの一つですが、進学する意識がないのに受験慣れの一つとして受験する事に意味はありません。ましてや今年度は特にそうですね。
賢明であれ!

ある子が、「先生、出来たよ。✅が入っているのは答えを見ながら書いたから青ペンで印を付けてね。」
なんとも嬉しい話ではないですか?

ソフィアキッズ大倉山では、その子の能力に合った問題を提示しながら学習欲を高めていける様、工夫を重ねています。

基本、答え合わせの際、赤ペンで印を付け、間違えた場合は、もう一度考えさせたり、状況に応じて説明を加えて考えさせる様にしています。そして、正しい答えを導き出すことが出来たら、青ペンで丸を付けてあげます。 
そのようにすることにより、保護者・他のスタッフもその子がどの問題・単元を理解しているか知ると共に間違えの質が明確になり今後の指導の目安になっていきます。

その子は、その様なことを理解して私に声を掛けたのではなく、自分に正直でありたい思いからその様に伝えてくれたのです。
思わず、
「偉いね。強い心を持っているね。」
と素直に褒める言葉が浮かんできました。
たまたま、教室を一緒に出ることが出来たので、歩きながら、
「◯◯君❗️さっきは、先生とっても嬉しかったんだよ。誤魔化して丸をもらっても意味がないものね。出来なかった箇所は直ぐに出来る様になるよ。これからも頑張ろうね❣️」
と、褒める言葉が続きました。すると、その子が照れながら、
「問題出すよ。」
と、ドラえもんクイズの始まりです。・・・なんとも愉しい時間です。

丸が欲しくて答えを見ながら書き写す子や先生に褒めて欲しくて簡単な問題ばかり取り組む子もいるのではないかと思いますが、◯◯君の様に自分に正直であることが今後に役立てられていきますね。

私がよく言うのは間違えることはあなたの財産・宝物になるんだよ。という事です。間違えた問題は、思考力を高めますし、集中して耳を傾けて丁寧に書きまとめる力をも育ててくれます。その気づきは頭の片隅にそっとインプットされていきます。成長の一歩に繋がりますね

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