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小川先生ブログ㊿(12月20日)

小川先生ブログ50(12月20日)

ソフィアキッズ大倉山では、保護者様と協力しながら、《礼節を重んじた指導》にも注意を払いつつ子ども等と接する様に心掛けています。
挨拶・行動や人との接し方において、当たり前と思えることも咄嗟に表現できない子もいますので、気付きの中であるべく姿を学んでもらいたいとの願いを込めて子ども等に声を掛けています。

例えば、和室とお勉強室の両方を見ているスタッフの前を通る時に、
「ちょっと通ります。失礼します。」「ごめんなさい。」
と、一言言って通る子もいれば、何も言わずに通る子がいます。前者の子の様に声を掛けてくれる子には、こちらも直ぐに反応して、道を空けることが出来ます。後者のように何も言わずに後ろから身体に当たりながら無理に通ろうとする子には、
「人の前を通る時には、声を掛けようね。」
と、一言声を掛けてあげないといけません。
意外と躾の一つにあげられていないかもしれません。
リビング・お茶の間でゆっくりくつろぎながらテレビを観ている時に、ウロウロと目の前を通り過ぎられる瞬間って気になりますよね。
他にも大人通しでお話をしている時に両者の間を何も言わずに通るお子さんもいらっしゃるかと思います。一言掛ける習慣が身に付けられていると嬉しいですね。本来は、両者の間を通るよりも後ろを通ることが善ではありますね。

時には、子どもの学習欲が湧かずに、休憩時間を長めにとっている子に対しては、
「今日は勉強をしなくても良いよ。机の整理をして、静かに過ごしていようね。」
と一言加えてあげます。
動きがあると、集中して一生懸命取り組んでいる子に迷惑が掛かります。気遣い・配慮を幼い頃から身に付けて行くことは必要なことだと考えての一言です。
子どもは面白いもので、《勉強しなくて良いよ。》と予想だもしない言葉を投げかけられたので、
「宿題だけ、やろうかな!」
と言いながら自席で30分!・・・やれば出来ます。意識の持ちよう!
「先生できたよ!」
の声を耳にして、言葉掛けのタイミング・意識付けを改めて学ぶことが出来た瞬間でもありました。
きっかけ作りなんですね。大人の役割…。
やれ勉強しろ!やれ姿勢を良くしろ!と、顔を合わせる度に言われていたら、心にも響かず、言われる側にも言う側にも悲壮感が残るだけになってしまいます。

そして、学用品で遊ぶ習慣をどこまで由とするのか考えたいと思います。
「消しピン」「消しゴム落とし」「定規戦争」等等、学校での休み時間に遊ばれています。障害物に筆箱やノート・教科書も登場して来て、《それらの道具》が机上を賑やかさせていきます。 
私らも小学生の頃に遊んだ経験もあるので何とも言えない部分もありますが、徐々にエスカレートして、乱雑に取り扱ったり、学用品の本来の使い方から離れて行くこともあります。全てを規制するつもりはありませんがどのタイミングで声を掛けるのが適切か悩むこともあります。
お子さんの筆箱の中に、可愛い消しゴムが三つも四つも入っていませんか?時には確認してみましょうね。三角定規・コンパス・分度器は算数の三種の神器です。(教科書・ノート・技術的能力は計算力獲得の三種の神器〕

心地良い挨拶や声掛けから気持ちの良い生活空間が生まれて来ますね。皆さんと一緒に、子どもの生活様式から学び考えていきたいと思います。

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