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小川先生ブログ㉙(7月25日)

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小川先生ブログ29(7月25日)

ソフィアキッズ大倉山で子ども等の生活・学習の様子を見守り指導するスタッフの様子を見ていると、お互いを尊重しあいながら、信頼関係を大切にしている事が伝わってきます。

当たり前の事なのでしょうが、相手を思いやる気持ちと気遣いを備えていらっしゃるスタッフの動作・声掛けに安堵の気持ちを持ち、豊かな気持ちで子ども等と接する状況が生まれてきます。
幾つか事例を挙げてみますね。

①子どもと集中して勉強をしていると

「電気付けましょうね。」
と、背中から声を掛けてくださり、電気を付けてくれました。
部屋全体明るく感じていたので気に留めていなかったのですが、部分的に照度をあげられるようになっていたのです。新米の私はその存在も知らなかったので、それはそれは嬉しかったです。さり気なく教えてくださり感謝の気持ちを持ちましたし、勉強も集中して行うことが出来ました。

②子どもが肩をすぼめて丸くしている様子を見て

「エアコン効き過ぎているかな?」
子どもによっては、「あついだの」「さむいだの」はっきり表現できる子もいますが全てではありませんね。また、周りの子のことを考えて我慢をしてしまう子もいますね。そのスタッフは、この子がどんな子かよく分かっていての一言だったのでしょう。その子も嬉しそうに笑顔でうなずいていました。感謝の気持ちを表していたんですね。

③寝不足だったのか?うとうとし始めた子には

皆が静かにそれぞれの課題を行っている時に、鉛筆の動きが止まった子が一人。
しばらく様子を見ていると、完璧に夢の世界に入り込んでしまった様子。全体の様子を見守っていたスタッフの一人が、毛布を持って来て、そっと肩から掛けてあげる姿を見ることが出来ました。
学校も始まり、疲れも出始める頃ですからやむを得ないですね。少しでも眠れば疲れも取れるでしょう。これもスタッフの優しさですね。子どもも安心して生活し、学習の遅れは目覚めてから充分に取り戻すことが出来るでしょう。

 当たり前のことのようですが、子どもの状態や周りとの関係性を充分に把握していないと、さり気無く出来ないものです。
例えば、勉強が終わった子は、和室にてゲームや読書など思い思いの遊びを行っても良いわけですが、勉強部屋では数名の子が勉強に集中しています。そんな時、賑やかになった和室の子に声を掛けて、
「まだ勉強中だから、ドアを閉めるわよ。」
と、一声掛けて、ドアを閉めていました。
子ども等もその意味を理解して、静かに過ごす姿が見られました。声を掛けずにいきなりドアを閉められたら、子ども等の気持ちも閉鎖されてしまいますからね。さりげない声掛け!重要ですね。

子どもが教室に入れば、活動の中心はあくまでもう子ども主体になっていくわけですから、いちいち一つ一つ確認したり、教え合うことができません。そんな中で、気が付いたことをさりげなく確認しあえる関係って素晴らしいですよね。
ソフィアキッズ大倉山にはきめ細やかであたたかな空気が流れています。

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