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小川先生ブログ㉖(7月5日)

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小川先生ブログ26(7月5日)

ソフィアキッズ大倉山には、どの集団にもある様に、生真面目な子・気持ちの優しい子・遊び優先の子・我がままな子・自分の世界を持っている楽しい子・知力体力備わった子と存在しています。

この教室は学童保育だけではなく学習塾の要素を含んでおり、取り組み方はそれぞれ固有ですが、その対応の一例をスタッフや私の取り組みを挙げながら紹介してみましょう。

①課題を苦もなく自らの力で黙々とやり遂げていく子

入室後、手洗い・消毒を済ませ、連絡帳へ本日の課題を記載します。(全ての子が同様の事を行いますが、特にこの子等はスタッフに声を掛けられる前に進んで行う子が多いです。)

学習すべき内容がわかっていますから、学校の宿題・その他課題以外に申し込み制による個別授業や特別授業を適宜行っています。

時間に余裕がある場合は学習状況に応じて発展的な学習もスタッフが提示しています。探究心旺盛な子の何とも愉しげな様子にこちらも嬉しく思います。勿論、友だちとの遊びの時間も大事にしています。

② 課題に取り組む気持ちはあるものの取り掛かるまでに時間の掛かる子

学校で何か面白くない事でもあったかの様な雰囲気で入室し、スタッフの声掛けでやっと自席に座るも惰性のまま準備をしているかと思えば、和室へ行ってぼんやり。

隣に座りご機嫌を取りながらリズム回復へのスタッフの懸命なアプローチ!スタッフの奮起させる様な言葉掛けを受けてやっと鉛筆を動かす姿が見られるも保護者のお迎え時間近くになり焼きも気、やっと課題をやり遂げホッとする場面が。
しっかり学習に取り組ませ達成感を子どもに持たせたいと言う愛情があるが故の技です。

③学習に興味を持っているものの多くを望まず、課題が終わったら折り紙や読書と自分の時間を有効に使う子

真面目で丁寧さがあるが欲がない子っていますよね。
充てられた課題はスラスラと答え正答率も高く、この子の備えている力をより伸ばしていきたいと思うも、(お腹いっぱい)モードを出されたら、(デザート)も出せない状況になってしまいますよね。
あまりくどくど声掛けせず、本人・保護者・教室スタッフの三者の関係からその子の力を高めていきます。

④勉強に苦手意識を持っているのか、頭が痛い!気分が乗らない!となかなか自席に座らない子

優しさを備えた上で厳しく指導する気持ちを持っていないと、甘えだけで学習欲を見出せずに過ごしてしまう事が往々にしてあります。その子の為と思い、心を鬼にして厳しくあたることも必要善の事なのです。

ある時、甘えの構造を持っていた子が、1時間以上も自席を離れることなく集中して学習に取り組めたことは自信にも繋がった要素だと考えます。いずれやいずれ習慣化されて行く事でしょう。

⑤ちょっとわがままなのか、自分の思いが叶わないと泣きじゃくる子

対応が難しいですね。その子の精神・心理状況をしっかりと押さえていかないといけません。要因が家庭環境にもあるかもしれませんから、慎重に対応していかなければいけません。
心の声を聴いてあげる事が重要なのでしょう。
この子を取り巻く方々の思いを一つにしないと反映されていきません。ソフィアキッズのスタッフと保護者の方々とその子の良さを伸ばす方法論を語っていきたいと思います。

⑥・・・
と、学年も姿勢も性格も固有の子等が集まり、生活しています。その日その日に楽しいドラマが展開されています。
その子等の状態を見ながら指導するスタッフの力量に感心させられる事が多くあり、日々子育ての勉強をさせて頂いています。

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