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小川先生ブログ⑮(4月19日)

小川先生ブログ⑮(4月19日)

個別授業で2年生の「国語」の勉強を指導させて頂いた。なんとも懐かしくもあり愉しく豊かな時間が流れていった。

私が勤務していた小学校では、教科担任制のシステムを導入していて理系・文系の先生が担任として両学級児童の生活・教科を担当し、国語算数以外の教科は専科の先生が指導していた。

私は高学年を受け持つ事が多く、理科専科・理系の担任として算数を指導する事が多かった。
低学年の担任を担当した事があったが、数年間の短い経験だったので思い出深い。
低学年の担任は算数・国語・生活科を中心として児童と共に学習する事が出来た。

お弁当の時間には「本の読み聞かせ」をするのも楽しい日課であった。
しかし字も上手に書けず文章表現力も独特なので児童の学習の妨げになったのではないかと反省しかり。
今も卒業生に会うと「オガセンに教わって癖字がなかなか抜けないよ!」と杯を傾けながら彼らと当時を回想する事がある。
 
ソフィアキッズでの指導の際、その頃に指導した内容の一コマが思い出されウキウキしてしまった。

『短い文を書く』と言う大単元の「かなづかいに注意して書こう」の学習

その子は「(え)(へ)(い)のどれかを書き入れて、言葉を作りなさい。」言う問題では間違えも無くスラスラと答えてくれましたが、「(お)(を)(う)を書き入れる問題」では頭を抱える場面がありました。

そこで思い出したのが、昔々児童等に覚えさせた言葉
[とおくの おおきな こおりの うえを おおくの おおかみ とおずつ とおった こおろぎ ほお ほおずき ほのお](遠くの 大きな 氷の 上を 多くの 狼 十ずつ 通った コオロギ 頬 ホオズキ 炎)

お段の長音の特例ですね。
後半は何ともややこしいけれど、歌の様に口ずさみながら覚えて仕舞えば国語の勉強も愉しくなりますよね。   
懐かしく感じられた方もいらっしゃったのではありませんか?

そして、「こそあど言葉」の学習
身体がムズムズしてきませんか?特に指がムズムズして来ますよね。
自分の近くにあるか・相手のそばにあるか・両者より遠い所にあるかによって、指示語の使い方が変わりますね。
「こそあど言葉」は物事を指し示す働きを持つ言葉ですから、理解を深めさせるためにも身体を使って表現しながら覚えさせていきたいですね。

駅のプラットホームでの駅員さんではありませんが指差し確認をさせていきましょう。
「ここ」「そこ」「あそこ」

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