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小川先生ブログ⑰(5月3日)

小川先生ブログ⑰(5月3日)

公立学校の一斉休校が長期化しているところを踏まえて、9月入学制度の考え方が浮上して来ました。

前々から社会・経済のグローバル化から話題になって来た問題でもあり、この機に議論を深めていく事も必要な事であるかと思いますが拙速は避けたいですね。

大学をはじめ、小・中・高校の受験内容は履修学年までの内容で対応する事も出来るであろうし、指導要領に示された内容を短期間に総て現学年生徒・児童に無理やり教えむ事は避けて欲しいと思います。
現段階においてだらだら収束状況を把握している状態ではなく、長いスパンでの休校・休業を伝えるべきです。
その状況を経て、経済界・大学・高校・中学・小学校・幼稚園等々の受け止め体制をしっかりと見据えていきながら9月入学制度化を考えていくべきだと思います。

双方向オンライン授業が可能な学校と設備が整っていない学校では、学力の差が当然生まれて来ます。
地域・学校間での学力差が生まれない様に対応策を慎重に考えて欲しいとも願います。
教育現場は知識を教える事も大事ですが、子ども等の主体的な学び方に視点を充てるべきです。格差が生まれない様に学校現場でのライン学習に期待します。


「読み聞かせ」の重要性を改めて考えていきましょう。

『あくたれ ラルフ』作者ジャック・ガントスさんは、
「私は、小学校ではあまり作文は書きませんでしたが、いつも本を読んでいました。小学校時代は4回転校したので、いつもクラスの新参者でした。当時、1番楽しかったのは、先生がみんなに本を読んでくれたことです。

「自分が知っていることについて書けばいいんだよ。」と言う先生の言葉を活かし、ワクワクするようなことを経験し絵本を書かれてているようです。転校を繰り返す幼い子の心に勇気や希望を与えていった(読み聞かせ)の力は絵本作家へと導かせる力になっていったのでしょう。

中学生向けの読み聞かせ活動の団体に加入している私の知り合いの方は、
「・・・一見すると中学生には優しすぎるような内容ではありますが、活動後に感想文を書いてもらうと、生徒さんたちは皆、話の展開をしっかり追い、(ドキドキした)(意外な結末にびっくりした)(主人公は◯◯したら良かったのに)と、素直に楽しんでくれている様子が伺えます。・・・

なんでもスマホで調べられ可視化出来る情報の中で生きる今の中学生にとって、耳から入る言葉によって自分なりのイメージを膨らませながら話を聞くと言う体験は、貴重な機会になっているのではないでしょうか。
想像力が付きます。
語彙力も付きます。
知識にもつながります。
そして、人の話に耳を傾けるという集中力も付きます。・・・」と語っています。

人の声で語られる話は何よりも耳に心地よいものです。平易で美しい日本語で語られる習慣を持つことは、ストーリーを頭の中で追い興味を深めていくことでしょう。

親子で読んでお話をアレンジしていくのも楽しいですね。と語る作家もいますね。面白い。
この観点については、今後のブログにてお話しさせて頂きますね。

ソフィアキッズの子ども等は、読書に親しむ習慣を身につけています。

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