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小川先生ブログ59(2月21日)

小川先生ブログ59(2月21日)
 
あるお子さんに関わる話をしている時に、「学校での様子はどうなんだろう?」
「ご家庭での様子はどうなんでしょうね。」
と、子どもの本質を理解していきたい思いから、多角的にその子の姿を追って行きたいという思いも生まれて来ました。他の環境の中での『個の姿』の様子や友だちや先生方との関わり方を知ることも必要なのではないかと感じました。
 
 子どもは、保護者(祖父母・ご兄弟含む)・学校・習い事と多くの大人の方々と関わり、いろいろなことを学んだり、心に感じたことを話したり発表する中で、精神的にも成長して行きます。
 『子どもの本質』を探っていくには、その子の気付きに目を向けて『その個』に関わる大人の情報交換していけるシステム作りをしていくことが必要になっているのではないでしょうか。関わる方々が集まることは現実的ではないので、少なくとも保護者が場面場面での状況に目を向けて耳を傾けていくことが必須であると言えるでしょう。その姿を受け止めながらどう対応していったら良いのか話し合いを進めていくことが求められて行きます。子どもの居場所をきちんと作ってあげながら、個の目標値がしっかり成し遂げられる様に見守っていかないといけません。
 
 コロナ禍のもとで、オンライン学習が広がって来ましたが、この学習形態は今後の学習方法に取り入れられていくことでしょう横浜市教育委員会と協定を結び学校の授業に多く取り入れられ始めている学習支援アプリ「ロイロノート・スクール」について新聞に掲載されていました。ロイロノート・スクールでは、問題解決に向けて考えたことを文字や図、写真、動画、音声で表現してそれをクラスで共有したり先生に提出したりでき、授業でもオンライン学習でも活用できるようです。
 教育分野での情報通信技術活用が加速している今だからこそ、「主体的に学ぶ子を育てる」教育技術を検討していかなければいけないとも指摘しています。画面を通しながら学習への意欲やその子の内面の姿・良さを見逃さないようにしていきたいですね。
 
 子どもは時代の変化に伴い、忙しさも増して来ています。公園で遊ぶ子ども等の姿も少なくなって行き、近隣の子どもと共有する時間が減少していく現実があります。勉強にしろ・習い事にしろ、やらされている感を持っているお子さんも大なり小なり存在します。子どもの心の声に耳を傾けていきましょう。

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