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ソフィアキッズブログ 7ページ目

<卒業生のお母様からお手紙をいただきました>

宮田様手紙.jpg


小川先生ブログ⑩

小川先生ブログ⑩

お子さんと生活している時に素直な反応が返ってくると嬉しく感じ
る事ってないですか?

「素直な反応は子どもからのメッセージです。」
信頼関係から生まれた自然な仕草なのです。
いつも叱っていたり、
その子の気持ちを受け止めていないとなかなかその感情は生まれて来ませんね。

ソフィアキッズの子等と生活していても同じです。
子ども等に問い掛けたり、座り方を注意したりした時に、
子どもの心に届いたのか気持ちの良い答えが返って来たり静かに座り方を直して机に向かう姿を見るとほんのりする事が多々有ります

ある時、子ども等の勉強の様子を見ている時に、
頭を抱えて問題と向き合っている子がいたので、どんな問題で悩んでいるのか近くに行って問題を確認後、しばらくしてから声を掛けてみました。
その子は、私の話に耳を傾け、
静かに聞きながら考え方を整理していき答えの導き方も分かったのでしょう❣️
「わかった!そう考えるんだ!」
と理解した時の喜びを声に出して表現してくれました。何とも嬉しい瞬間でした。

その子が解いていた問題は、
「95ページの本を今日23ページ読んだら、
残りが19ページになりました。今日は何ページ目から読み始めましたか⁈」と言う問題でした。

この問題を考えていた1年生の子は、
問題意図を掴む事が出来なかったので、一緒に問題を読んだり、どう言う意味を含んだ問題なのかを丁寧に噛み砕きながら伝えていった時に、その子に気づきのキーワードが生まれたのです。

この子の声を聞いた時は嬉しいと共に個別指導の良さを感じた瞬間
でもありました。

素直な気持ちで人の話を受け止めてくれたので、 答えの導き方も容易に理解する事が出来たのです。
一つの信頼関係の芽生えかなとも思えました。

またある時、和室で「だるまさんころんだ」をやり始めた子等。
「あと一回ね!お部屋の遊びじゃなさそうだからね!」
と声を掛けると、
「あと一回だね。」と素直に受け止めて、
カルタ遊びの用意をし始めていた。
子どもも子どもなりに適切な遊びか否かは理解していたのであろう

ものは言いよう。頭ごなしで説教する話でもないし、
言葉の投げ掛け一つで良い反応が返ってくる事でしょう。

ソフィアで預かっているお子さんは基本素直な子が多く、
言葉の意味を素直に受け止めてくれる子が多いので教室に入るのを楽しみにしています。

新年度を迎えるにあたって、
子育てのお悩みの方や学童保育を探していらっしゃる方は、是非、ソフィアキッズをのぞいて頂きたいと思います。

小川先生ブログ⑨

小川先生ブログ⑨

新型コロナウイルスによる肺炎が拡大している問題で、国内で「クラスター」と呼ばれる集団感染が判明しているだけでも9件発生し、ここから繋がりのある感染者数が80人以上になる事が共同通信の集計で3日に分かったと、神奈川新聞の1面に記されていた。

更に記事に目を移すと、感染者の8割は他の人に移さないとする一方で、症状の軽い一部の人が外に出て多数のクラスターを形成すると感染拡大が止められなくなると指摘している。

 

健康を一義に考えていかなければいけませんし、感染を如何に止めていかなければいけないか考えていかなければいけないのは当然の事です。しかし、感染率の如何に関わらず3月2日から春休みまで全国全ての小学校・中学校・高等学校が一斉に休校措置を取ると言うあまりにも急で、子どもたちの心理・思いを無視した様なこの対応は教育界や学童保育などに波紋を与える結果となっています。

 

保護者の転勤等で学校をこの春に去る子ども等や卒業を間近にした子ども等はどの様な思いでこの対応を受け止めたのでしょうか?

 

共働きの家庭や子どもを一人家において出掛けて行かなければならなくなった家庭では、お子さんをどの様に過ごす様に環境を与えたのでしょう?

 

私立学校に通う児童生徒等が満員電車で通学させるのが問題と考えたのであるならば、時差登校・第3校時からの学習を実施するなり対応策は色々講じられた事でしょう。 

 

公立学校に於いても子ども等の距離をおいての学習環境の提供や給食の食べ方(グループから全員前向きにて)を工夫して対応する事も出来たのではないでしょうか?

 

それぞれの学年で指導すべき内容もかなり増え、濃くなって来ていますが、学習のフォローをどの様にしていくのか、問題点を多く残していると思います。

学期末テストを行えず評価した学校もあるでしょう。学習のしわ寄せを考えるともう少し丁寧に段階を踏んだ対応がされても良かったのではないかと考えます。

 

トイレットペーパー・ティッシュペーパーや食料品も店頭からなくなると言う事態を生んでしまいましたが、一斉休校により国民の不安感を増長させたのではないかと思います

 

春休みまでの一斉休校という事ですから、3月10日前後には今後の対応と新たな注意喚起が出されるのではないかと予想できますが、私たちは落ち着いた気持ちで情勢を見ながら、普段通りに手洗いうがいの励行に努めて行かなければいけません。

体調が悪い様であるなら、家でゆっくり休む!

 

子ども等が元気で健康に過ごせる事が大前提ですが、子ども等の精神的な不安や生活の不安定さから来るもどかしさは計り知れないものと思います。

ソフィアキッズに於いては、各家庭の要望に少しでも応えていける様、朝からの受け入れ体制を万全にし、健康チェックを依頼した上で教室で受け入れる様にしています。  

 

校庭や体育館などを開放した学校もある中で予約変更などがあり、スタッフの配置にも苦労を重ねる状態が続いていますが、各家庭の負担が少しでも軽減できる様、保護者様と連絡を密にして受け入れ体制を万全にしていきこの状態を緩和していける様、協力体制を強化していきたいと考えます。


小川先生ブログ⑧

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「2本の棒を動かして次の形を作りましょう!」という問題を見て子どもが答えを見出そうと懸命に考えていた。じいーっと問題とにらめっこ状態!

頃合いを見て、爪楊枝を数本渡して、「同じ形をまず作ってみようね。」と言葉を投げ掛けてみた。
するとその子は鉛筆をノートの上に置き、爪楊枝を動かしはじめ試行錯誤を重ねていた。
アドバイスは無用!
その子は爪楊枝を動かす作業を何回か繰り返すうちに、「できた❗️」と目を輝かせながら嬉しい表情で私の顔を見てくれた。何とも言えない時間の流れでした。そして、誇らしげにノートに答えを描き始めていた。
何のアドバイスも無く、自分の力で答えを見出せたことはとても素晴らしいことですね。


学習を積み重ねていく過程において、具体物を使いながら解答を導き出す操作はとても重要な事です。何やいずれ、頭の中で爪楊枝を動かしながら問題解決していく能力が養われていく事でしょう。

特に低学年の指導程、具体物を使っての指導は学習効果を高めて行きます。具体物を自ら操作しながら算数的思考力を育て、数学的思考力の素地を構築して行きます。


具体物を使うことにより物事を多角的に判断していく力も育てられますね。
 
高学年の面積を求める問題やつるかめ算や速さの問題などを考えていく上でも役立てられていく事でしょう。
問題設定の場面状況を明確にしていくことが出来ますから処理能力も手早く行なっていく事ができますね。


私の学習において、ちょっとした教具を作成して指導に活かしていく考えを重視しています。
工作用紙や折り紙は私の指導上の片腕です。


時計の学習においても、今はデジタル化が進み、子どもは数字を読む力はあるものの、長針と短針の動きから生まれる角度の変化や時間の流れの問題について解決策を見出せない事があります。
 
教具を使い具体的に考えていく事により答えを見出す事が出来ます。市販で売っている時計教具も高いだけと言う事がありますが、考え方を伝えていくのにわざわざ高価な教具を用意する必要はありません。
少し時間を割いて作った自作の時計程、価値あるものになっていく事でしょう。子どもも子どもなりに温かみを感じて学習に付き合ってくれるものと信じています。


具体物を操作していく中で問題意図を深め、徐徐に式に表したり、問題全体を内包的に考えていく事ができます。
興味関心を高めていき、他の問題へも取り組んでいこうとする積極性も自然と身についていく事でしょう。
その姿を見て、周りの子も刺激を受けていくのではないでしょうか?
正にいろいろな意味で相乗効果が高められていきますね。

小川先生ブログ⑦

IMG-3889.jpg教室内に入る時に「こんにちは!」と元気に挨拶する。
挨拶は人と人とのコミュニケーションを図る最低限の習慣と考えている。
 
国語辞典には、『挨拶』とは
人に会ったときにかわす社交的な言葉、また、その動作。
また、広辞苑には(仏)禅家で、問答を交わして相手の悟りの深浅を試みる事。人と人との間柄。交際。と記載されている。
 
あるスタッフは学校にお迎えに行った際、教室に入るまでの短い時間にいろいろ話を聞いてあげながら入室すると言う。
子どもも話せた事でほんのりした気分になれたのではないかなと思う。
ちょっとした心配りですね。
そういったことを通して、自然と入室時に元気に挨拶ができるのかもしれません。
 
私たち大人も、子どもが活発で元気に活動する姿を見て、励まされ、エネルギーとして吸収していますね。
 
新年度を迎えるにあたって、気持ちの良い心の通い合った挨拶ができるようにスタッフ皆さんと考え、自ら進んで挨拶の励行を心掛けて行きたいと思う。

小川先生ブログ⑥

IMG_4651.jpgIMG_4652.jpgほとんどの子が保護者と一緒に教室を後にした静かな空間の中でスタッフ数人が話し合っている。
 
内容は「ある子の振り返り」

・今日は何だかだらだらしていて、気が抜けた状態が続いたね。
・この子はスイッチが入るとどんどん課題をこなして行く子なのに手が止まる事が多かった。
・和室(課題が終わった子が自由に遊べる空間)では、友だちと元気に過ごす事が出来ているよね。
・保護者が子どもに与えた教材はその子に合っているのだろうか?
・この子が教材に向き合う事が出来ないのは、この子にとって難しい内容なのでは無いか?
・学校の宿題は速やかに行っていましたよ。でも、問題集の・・・については問題意図が理解出来ていなくて助言してあげたら手を動かす場面もありましたよ。

と、この子の本質を見抜きながら自習時間での様子を振り返り今後の対応について真剣に考えていた。

 生活面や友だち関係では問題点が見つけられず、自習時間の問題集内容に問題があるのではないかと話が進んだ。問題集は、その子にとってちょっと難しいようで、保護者の方に今日の状況を丁寧に話しながら問題集の内容を検討してもらうのがベターであろうと、ぼんやりと方向性が決まった。

 スタッフの皆さんの御苦労をここでも感じる事が出来ましたが、その子の生活習慣や家庭学習の方針について、どこまで踏み込んで保護者の方と話し合って行く事が出来るのか?
子ども一人一人の良さを引き出していくにはどのような助言が必要なのか?スタッフの方々はその子の心情変化にも気付きながら成長の後押しを丁寧に行なっている事に同僚の立場として頭が下がる思いでもありました。

 家庭教育やソフィアキッズの自習時間にお子さんが使う教材は、能力に見合った教材なのでしょうか?
お子さんが自ら進んで課題をやり遂げて行こうと意欲を沸かせる様な教材なのでしょうか?
お子さんの学習に取り組む姿勢・表情から考えてあげて欲しいと願います。

 保護者の方から与えられたからやらなければいけないとなると、その子の脳裏に焼き付く様な学習状況では無くなります。
教材選びもお子さんと行う事も重要な事かもしれませんね。
学校の先生やソフィアキッズのスタッフに是非相談してみて下さい。やる気スイッチが直ぐに付けられますよ❗️

 日を改めて教室に行った時、課題が終わった子の扱いにも優しさが滲み出ていた。

数人の子とブロック遊びに興ずるグループもあれば、折り紙で遊んでいる子・本を静かに読む子と様々なゆとりの時間の姿が見られました。その中にウロウロ歩き回り落ち着きを見せない子がいた。

 スタッフの一人がその子にそっと笑顔で近付いて、紙に何かを書いて、「一緒にやろう!」と一言。

 何としりとり遊び❗️
「リンゴ」「ご・ご・ご・だから・・・」と懸命に次に続く物の名前を一生懸命に考えようとしている。時間だけがただただ流れる中、その子に有為な時間を与えていた。何とも素晴らしい遊びの提示なのだろうと感心した。

 私が教室を出る時、その方は、「さあ、あそぼ❗️子どもと遊ぶの好きなんです。」ととても温かい言葉を挨拶に加えてくれた。

 違うスタッフは、この子頑張ったんですよ^ - ^褒めてあげてくださいね!と言いながら御自分で丁寧に時計を描き、時計の学習確認をするスタッフ

何やるでもなく暇を弄んでいた子は、そっと椅子に座って意気揚々と自作の時計作りで余暇の時間を過ごしていました。

 頑張ったら頑張った分、ご褒美をあげたいですね。頭を撫でてあげたり、一緒に遊んであげたり。リラックスする時間は、気持ちをより豊かにしてくれますね。
適した課題見つけて見てくださいね。明日会えるのが楽しみです。


小川先生ブログ⑤

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子ども等と勉強をしている時に気になることの一つに、間違いを指摘すると、よく見直さずに言われるがままに素早く消しゴムで消そうとする姿が見受けられます。

少なくとも自分が答えた答案をじっくり見てからにしてもらいたいと思うのですが、跡形も無く綺麗に消そうと懸命になる。

先生に丸を付けてもらい誉めてもらいたいと思うのか、保護者に頭を撫でてもらいたいという願いなのか、間違えることに対して神経質に考え過ぎてしまう事があるようです。

私は、練習過程において間違える事を恥ずかしく思っては行けませんよ!とよく言います。

間違いはその子の今後の財産になって行くからです。

なるべく消しゴムを使って欲しく無いと思うのはそのような思いがあるからです。

間違い易い点・質は子ども一人一人異なります。ノートを振り返り見直させてみると間違えの質がその子なりに同様な点にある事に気付く事があります。

単純な計算ミス・考え方を間違えて覚えている・文章を正しく読まずに慌てて答えを求めようとする・雑に書いてしまい、読み違えてしまった等、様々ですね。

その子の性格にもよるところがありますが、意識の問題ですね。
誤答例を宝物として大切にしてもらいたいと思います。

何故間違えてしまったのか振り返り見直す事により、誤答例が脳裏に焼き付けられ、今度はこういう点に気をつけて問題に当たっていこうと言う姿が自然と身に付けられていき正解率が高められて行く事が往々にしてあります。

保護者の方にこんな間違えをしちゃった!と言える素直な子を育てていきたいですし、教える側と教わる側のコミュニケーションから生まれる成長への土台造りをしていければなと思います。

間違えを指摘された時の子の気持ちを受け止めながら指摘してあげられる事も指導者側の学習課題です。

間違えた箇所を2本線で消して、正しい考え方・式や答えを見つけ出したら、その下に丁寧に書かせる。別に赤ペンを使わなくても良いですから、ちょっと頭に入れて家庭学習にも活かしてみてください。

テストなどで間違えをしてしまった場合、消しゴムを使わざるを得ませんが消し方にも気をつけさせたいですね。

筆算の一部を消そうとして正しい数値まで消してしまう・消したのか消されていないのかわからないような消し方である(先生は正しく採点してくれませんよ)・慌てて消して用紙を破ってしまう等ありますね。消す箇所に手を添えて丁寧に消させるようにもさせたいです。


落ち着いた気持ちで問題に対応して行く精神力を普段の学習から育てていきましょう。

間違える事は恥ずかしいことでは無くて、次のステップとなる原点となる事を丁寧に教えていきたいですね。

小川先生ブログ④

お子さんはどの様な姿勢で食事をしていますか?(片肘を突きながら食べている。)(ご飯茶碗を持たずに食べている。)(よそ見をしながら食べている。)(あぐらをかいて食べている。)・・・(にぎり箸・ばってん箸の癖がなおらなくて困っている。)(犬食いは見た目にも良く無いのだが・・。)等の様子を見かける事はありませんか?
そんな時、ご家族の方はどの様な声掛けをしているでしょう?

 マナーとしてもあまり良く無いですし、時間を掛けて作ったお料理を正しいマナーで美味しく食べて欲しいですよね。

ご飯一粒も残さず食べたお料理が肉・骨・血液となり、逞しく健康な身体を作っていきます。忙しい毎日を過ごされている方も、バランスの取れた食生活を考えられ、味付け・盛り付けに気遣いお料理が食卓に並べられて行く事でしょう(時に手を抜かれる事もあるでしょう!特に遅くまで働かれている方は毎日の食事を考えるのは大変な御苦労と察します)。

 色合いにも気を使う場面もある事でしょう。
 お子さんの好き嫌いをなくす工夫もされている方もいらっしゃる事でしょう。

 毎日の食事を考え作られる事は大変な事ですが、お子さんが笑顔で姿勢正しく食事をする姿をみると、とても嬉しく感じられる事でしょう。そして、休む暇も無く明日は何にしようかなと考えられる事でしょう。ね!

 学校での様子を知る事も大切ですね。
学校によって考え方が違いますが、「食を営む力を培う食育」に力を注いでいる学校も増えています。生涯健康で食を楽しむ事はとても大切な事です。
インフルエンザ・コロナウイルス対策が各方面で話題になっていますが、きちんとした食生活から免疫力を高めて行く事も必要です。
ご家庭でも食に関する考え方を是非見つめなおしてみてください。

 学習面でも同じ事が言えますね。
左手を疎かにしないで、天井に頭が引っ張られる様に背筋が伸び集中して学習している姿を見ていると気持ちが良いですね。

理解の仕方も全然違いますし、ノートのまとめ方も丁寧でわかりやすくまとめられていきます。鉛筆を持たない方の手の意識一つで学習への取り組み方が変わります。

 余談ですが私が計算で筆算を指導する時、左手には定規を添わせるようにも声掛けをしています。
左手を有効に使わせる一つにもなります。
また、筆算を丁寧に書きまとめることにより、見直しを行う時や誤答の時の原因を直ぐに見つける事が出来ます(筆算はとても重要な要素を含んでいます) 。

 学習姿勢が整って来ると、発展的な取り組みや学習の工夫も見られてきたり、無駄を省く意識も備わって来ます。
順序立てて考える力も養われ、順序立てて丁寧にまとめて行く力が高められます。

姿勢が悪かったり、ぼんやり外を眺めながら勉強をしている姿を見かけたら、優しく笑顔で声を掛けてあげて下さいね。習慣化していけるような上手な声掛けを期待します。 

 姿勢一つでその子の学習に対する気持ちや理解の深め方の違いが分かります。2020-02-09.png

小川先生ブログ③

教室での自習時間の時間に学校の宿題をランドセルから出して机上に置き問題を解き始めた子がいた。学校の宿題故すらすらと答えを導き出してくれるのかなと期待しながら見ていると、鉛筆が止まったままの状態。
□の数を求める問題であった。□+15=20、□−73=81や( )を含めた問題が10問くらいあった。
どの様に求めたら良いのか考え方が見つからない様である。
 
内容から見るとこの単元の総復習であろう。
この子のイメージを膨らませる為に、お皿とリンゴの絵を描き・お話を考えさせた。
「このお皿に何個リンゴがあるかな?」「2つのお皿に乗っているリンゴが一つの箱に入れられたね。全部で幾つになっているかな?」「そうだね。お話を作ってみようか。」
「お皿の上に3個のリンゴが乗っています。もう一つのお皿にはいくつかリンゴが乗っていました。2つのお皿のリンゴを合わせると5個になりました。もう一つのお皿にはいくつのリンゴが乗っていましたか?」と私と2人でお話を考えながら答えを求めていきました。
そして、この絵をもとに□を使った式で表し答えを導き出す考え方を定着させていきました。
 
高学年になると、分数・小数・()・{}等が入った四則演算の難しい問題を学習する様になっていきますね。
基本をしっかり身につける事が重要です。お子さんの不得手としている点があったら基本に戻り、繰り返しの学習を大切にしていきましょう。
 
イメージを膨らませながら学ぶ喜びを与えながら!


小川先生ブログ②

師岡教室の様子を見ることも出来ました。
その日は師岡教室に学ぶ子の人数が少なかったせいか、どの子も無駄話をする事なく与えられた課題(学校の宿題や家庭の方針でドリルを用意している子も中にはいた)を進んで行う姿を見る事が出来ました。

その中の1年生の子が思考力を伸ばす問題を真剣に考えていた。問題の意味は理解しているものの、どこから答えを導き出したら良いか悩みながら格闘している。どのタイミングでどの様なヒントを与えてあげるのが良いのか指導者側の腕の見せ所!

「気付き」から問題を自ら「解法する力」
を育てられる様に声掛けをしていかなければなりません。答えを教えてしまったり、いきなりこう考えるんだよ!と言ってしまったら子どもの考える力は育ちませんね。

子どもの気持ちに寄り添い、自力で答えを導き出すんだよ❗️と言う温かい気持ちで見守ってあげながら、何気なく並び方に注目させたり、助言していかなければなりません。

暫くして答えを導き出す事が出来たその子は、満足げな顔で目を合わせてくれました。

この瞬間が嬉しくて、子どもとの関われる時間を大切にしている。

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